ベリアルナイトメア徹底解説|マリガン確率と起動ターンから見る勝ち筋
第7弾「神殺し・アナテマ」環境、みなさん何使ってますか?
今回紹介するのは、狡知の堕天司・ベリアルの解放奥義による20点リーサルを主軸に据えたナイトメアです。とにかくフィニッシュが派手で、決まったときの脳汁がエグい。
ただし、ロマン砲だけのデッキではありません。傍死のアナテマ・徒姫、青春の謳歌、デーモンドラム・ラズなどアナテマ関連カードで序中盤の盤面もちゃんと作れる、ハイブリッド型の構築になっています。
進化回数を稼ぎながら盤面を整え、最後にベリアルのクレストでゲームを締める。これが基本方針です。
第7弾の新規カードを取り込みつつ、フェディエルやビバティーで進化回数を加算、ヘイレムハニィで継続的な盤面圧、サンダルフォンでサブプランも用意。**「上振れ一発勝負」ではなく「勝ち筋を増やしたベリアル軸」**として組んでいます。
【重要】2026年5月12日のナーフを反映済み 旧き天眼・ビバティーがコスト3→4に変更されました。本記事はこの修正後の内容で書いています。 ビバティーが3ターン目に出せなくなったことで、序盤の動きとマリガン基準はナーフ前と大きく変わっています。「前の感覚」で回すと事故るので注意です。
- デッキリスト 40枚
- 🎯 このデッキの勝ち筋 — 「20点ぶっぱ」の正体
- 🔥 ベリアル起動分析 — いつ、どうやって光らせるか
- ⏰ ベリアルクレストとリーサルターン — いつ20点が飛ぶのか
- 🎲 初手確率とマリガン — 数字で見るベリアルの引きやすさ
- 🃏 マリガン基準 — 何を残して、何を返すか
- 🔍 各カードの役割
- 🔧 入れ替え候補 — もう一段、安定を求めるなら
- 8PPルリア + 青春の謳歌からの10PP起動ライン
- T9で+2進化を作る主なルート
- T10起動の見方 — ルートはこんなに豊富
- T8ルリア + 青春の謳歌は盤面の空きに注意
- ルリア運用と増量の注意点
- 調整候補3: ヘイレムハニィの増量
- 💥 ネハン採用型について — 爆発力を求めるなら
- ネハン採用時に抜きやすいカード
- ネハン採用案
- 🌟 サンダルフォン10PPコンボ — もう一つのフィニッシュ
- 🎬 まとめ
デッキリスト 40枚

クラス: ナイトメア フォロワー: 31枚 / スペル: 9枚 / アミュレット: 0枚
コスト2 13枚
| 枚数 | カード名 | 種別 | 役割 |
|---|---|---|---|
| 3 | ヴァンプキーボード・ルルミ | フォロワー | 突進とラストワードでバットを手札に加える |
| 3 | デーモンドラム・ラズ | フォロワー | ラストワードでスケルトン展開、進化時3点 |
| 3 | カースパーティー | スペル | ゴースト、スケルトン、腐臭のゾンビを手札に加える |
| 3 | 蝙蝠の使役 | スペル | バット2体展開、墓場肥やし、フェディエル用素材 |
| 1 | 空の命運を握る少女・ルリア | フォロワー | バリア持ち。エンハンス8でコスト7以上をサーチ |
コスト3 3枚
| 枚数 | カード名 | 種別 | 役割 |
|---|---|---|---|
| 3 | トラブルネクロマンサー | フォロワー | ファンファーレでゴーストとスケルトン、進化時に腐臭のゾンビ |
コスト4 5枚
| 枚数 | カード名 | 種別 | 役割 |
|---|---|---|---|
| 3 | 混融の祈祷者 | フォロワー | ファンファーレと進化時にモード選択。除去または回復 |
| 2 | 旧き天眼・ビバティー | アサイラント・フォロワー | ネクロマンス4で自動進化。進化時に天眼の深淵を手札に加える |
コスト5 5枚
| 枚数 | カード名 | 種別 | 役割 |
|---|---|---|---|
| 2 | タイトロープキャット | フォロワー | ファンファーレと進化時に3ダメージ、スケルトン展開 |
| 3 | 渇命の破壊者 | フォロワー | 自陣フォロワーを犠牲にして自身進化、進化済みバット展開 |
コスト6 5枚
| 枚数 | カード名 | 種別 | 役割 |
|---|---|---|---|
| 3 | 傍死のアナテマ・徒姫 | アナテマ・フォロワー | 2コスト以下フォロワーを2種類展開し、突進付与 |
| 1 | 特記標的・ヘイレムハニィ | ニュートラル・フォロワー | 攻撃時バリアと相手フォロワー無力化。ラストワードでクレスト付与 |
| 1 | 天司長の後継・サンダルフォン | ニュートラル・フォロワー | 進化6回で直接召喚。手札に戻り、サブフィニッシャーにもなる |
コスト7 9枚
| 枚数 | カード名 | 種別 | 役割 |
|---|---|---|---|
| 3 | 闇の理・フェディエル | フォロワー | ネクロマンス6でリアニメイト2と1。ターン終了時に相手全体を弱体化 |
| 3 | 狡知の堕天司・ベリアル | フォロワー | 他フォロワー全体に10ダメージ。解放奥義で20点クレスト |
| 3 | 青春の謳歌 | アナテマ・スペル | ゴースト、バット、スケルトンを進化済みで展開 |
コストカーブ
1コス: 0
2コス: █████████████ 13
3コス: ███ 3
4コス: █████ 5
5コス: █████ 5
6コス: █████ 5
7コス: █████████ 9
見ての通り、3コストの採用札はトラブルネクロマンサーのみです。T2にカースパーティーを使えている場合は、手札に加わった腐臭のゾンビをT3に置く選択肢もあります。
ビバティーが4コストになったことで、ナーフ前のようなT3ビバティーで進化回数を稼ぐ動きはもうできません。序盤は蝙蝠の使役、カースパーティー、トラブルネクロマンサーで盤面と墓場を作り、中盤以降にビバティー・フェディエル・青春の謳歌で進化回数を伸ばす。これが新しい時代の組み立て方です。
🎯 このデッキの勝ち筋 — 「20点ぶっぱ」の正体
主軸はシンプル。ベリアルの解放奥義による20点クレストです。
ただし、これを発動するには条件があります。ベリアルが手札にある状態で、奥義ゲージ15以上に到達する必要があります。
奥義ゲージの計算式はこう。
奥義ゲージ = 現在のターン数 + そのカードが手札にある間の自分のフォロワー進化回数
ここで一番大事なポイント。
ベリアルを引く前に進化を稼いでも、それは奥義ゲージに入りません。
つまり、ベリアルを早く引くほど進化回数をゲージに乗せやすくなる。逆に言えば、ベリアルが手札にないうちにどれだけ進化しても、ベリアル本体のゲージには1ミリも貢献しないということです。
これが、後で出てくる「マリガンはベリアル最優先」の理由になります。
序盤 T1〜T3 — 焦らず、確実に
T1は基本的にパスです。 はい、何もしません。
T2は蝙蝠の使役かカースパーティーで動きます。
蝙蝠の使役は、バット2体を場に出せるため、序盤の盤面形成と墓場肥やしを同時にこなせます。カースパーティーは、ゴースト・スケルトン・腐臭のゾンビを手札に加えるため、T3腐臭のゾンビや後続のコンボの素材になります。
T3はトラブルネクロマンサーが最も自然な動きです。
1枚で本体・ゴースト・スケルトンの3面を作れるため、序盤の盤面を支える重要なカードです。
ただし、T2カースパーティーから腐臭のゾンビを持っている場合は、T3腐臭のゾンビも選択肢になります。
中盤 T4〜T6 — 進化を稼ぐフェーズ
T4は混融の祈祷者またはビバティーが候補です。
ビバティーはネクロマンス4を達成していれば自動進化し、進化回数を稼ぎながら天眼の深淵を手札に加えられます。
ただし、ここで罠があります。T4時点で墓場4を達成するには、蝙蝠の使役そのものとバット2体の破壊だけでは足りないんです。
計算してみましょう。蝙蝠の使役を使うとスペルで墓場が1増え、バット2体が破壊されるとさらに2増えます。合計は墓場3です。
そのため、T4ビバティーでネクロマンス4を起動するには、追加でスケルトンやトラブルネクロマンサー本体などが1体以上破壊されている必要があります。
ちなみに、ゴーストは場を離れる場合に消滅するため、基本的に墓場を増やす素材としては期待しにくい点に注意です。
T5はタイトロープキャットや渇命の破壊者で盤面処理と進化回数の加算を狙います。
渇命の破壊者は3枚採用で、引けた時の進化加算量が大きいカードです。自陣のフォロワーを犠牲にして自身が進化し、さらに進化済みバットを展開するため、1枚で2回分の進化を稼げます。
T6は徒姫・ヘイレムハニィが候補。
徒姫はデッキから2コスト以下のナイトメア・フォロワーを2種類展開し、それらに突進を付与します。この構築ではルルミとラズが主な対象です。徒姫を強く使うためには、マリガンや序盤のドローでルルミとラズを手札に抱えすぎないことが重要。これ、地味に大事です。
終盤 T7以降 — フィニッシュへの助走
T7以降は、フェディエル・青春の謳歌・ベリアルで一気に進化回数と決定力を伸ばします。
フェディエルは、ネクロマンス6でリアニメイト2とリアニメイト1を行い、出したフォロワーを進化させます。効果だけで進化回数+2。本体にEPまたはSEPを切る場合は、そのターンの進化回数を合計+3まで伸ばせます。
青春の謳歌は、進化済みのゴースト・バット・スケルトンを出すため、1枚で進化回数+3を稼げます。盤面に依存せず進化回数を増やせるため、ベリアル起動を安定させる重要札です。
ベリアルはファンファーレでベリアル以外のフォロワーすべてに10ダメージを与えます。自分のフォロワーも巻き込むため、基本的には盤面を一度リセットするカードとして扱います。
ただし、これは破壊ではなくダメージです。バリア、ダメージ無効、高体力フォロワーなどは残る可能性があります。ここ、覚えておいて損はないです。
🔥 ベリアル起動分析 — いつ、どうやって光らせるか
解放奥義の発動条件をもう一度
ベリアルの解放奥義は、奥義ゲージ15以上で発動します。
奥義ゲージ = 現在のターン数 + ベリアルが手札にある間の自分のフォロワー進化回数
繰り返しますが、ベリアルを引く前の進化回数はゲージに入りません。
なので、ベリアルは基本的に初手から探しに行くカードです。初手にベリアルがある試合では、以降の進化回数がすべてベリアルの奥義ゲージに乗るため、T8〜T9の解放奥義が現実的になります。
進化リソースの棚卸し — どこから何回稼げる?
| カード・行動 | 進化加算 | 備考 |
|---|---|---|
| 通常進化 EP使用 | +1 | 先攻T5、後攻T4から使用可能 |
| 超進化 SEP使用 | +1 | 先攻T7、後攻T6から使用可能 |
| 旧き天眼・ビバティー | +1 | 4コスト。ネクロマンス4達成時に自動進化 |
| 渇命の破壊者 | +2 | 自身進化と進化済みバット展開 |
| 青春の謳歌 | +3 | 進化済みトークン3体を展開 |
| フェディエル | +2 | リアニメイト2体が進化。本体進化込みなら+3 |
| ヘイレムハニィ | +1 | ラストワード後、クレスト経由で進化済み再展開 |
典型的なT8ベリアル発動例
後攻でベリアルを初手から持っている場合の一例を見てみましょう。
| ターン | プレイ | 進化加算 | 累計進化 | ベリアル奥義ゲージ |
|---|---|---|---|---|
| T2 | 蝙蝠の使役 | 0 | 0 | – |
| T3 | トラブルネクロマンサー | 0 | 0 | – |
| T4 | ビバティー 自動進化 | +1 | 1 | – |
| T5 | 渇命の破壊者 | +2 | 3 | – |
| T6 | 徒姫 + 通常進化 | +1 | 4 | – |
| T7 | 青春の謳歌 | +3 | 7 | – |
| T8 | ベリアル発動 | – | 7 | 8 + 7 = 15 |
この流れなら、T8にベリアルの解放奥義条件を満たせます。
ただし、はっきり言ってこれはかなり噛み合った例です。特に以下の条件に依存します。
- ベリアルを初手またはかなり早い段階で引いている
- T4ビバティー時点で墓場4を達成している
- 渇命の破壊者を引けている
- T7に青春の謳歌を使えている
- 進化を切る対象と盤面が用意できている
ビバティーがT4でネクロマンス4未達の場合、自動進化できず、進化回数が1回分足りなくなります。その場合は、他のカードへのEP進化やフェディエル、青春の謳歌で補う必要があります。
現実的には、T8発動は上振れ寄り。T9発動を想定線として動くのが安定です。
⏰ ベリアルクレストとリーサルターン — いつ20点が飛ぶのか
ベリアルの解放奥義で付与されるクレストは、カウントダウン4で相手リーダーに20ダメージを与えるフィニッシュ手段です。
ここで超重要なポイント。
クレストのカウントを進められるのは、ベリアル自身の超進化時効果だけ。
他のフォロワーを超進化しても、ベリアルクレストのカウントは進みません。これを勘違いするとリーサル計算が狂います。
ベリアルクレストを短縮する基本パターンはこうなります。
- ベリアルを出したターンにベリアル自身を超進化する
- 次のターン以降に2枚目のベリアルを出し、そのベリアルも超進化する
SEPが2つ残っているだけでは、クレストを2回短縮できるわけではありません。2回短縮には、原則として2枚目のベリアルも必要です。
リーサル目安表
| ベリアル発動 | ベリアル超進化なし | ベリアル超進化1回 | ベリアル超進化2回 |
|---|---|---|---|
| T8 | 自分のT12開始時 | 自分のT11開始時 | 自分のT10開始時 |
| T9 | 自分のT13開始時 | 自分のT12開始時 | 自分のT11開始時 |
| T10 | 自分のT14開始時 | 自分のT13開始時 | 自分のT12開始時 |
ベリアル超進化2回の列は、1枚目と2枚目のベリアルをそれぞれ超進化できた場合の目安です。
最速を狙うなら、T8にベリアルを解放奥義込みで出して自身を超進化し、T9に2枚目のベリアルを出して再び超進化する流れになります。この場合、自分のT10開始時に20点が飛びます。
ただし、これは要求値がエグいです。
実戦では、T8〜T9にベリアルを出し、1回短縮してT11〜T12開始時に20点を狙う展開が多くなります。
ベリアル自身を超進化する意味
ベリアル自身を超進化すると、以下のメリットがあります。
- ベリアルのスタッツが上がる
- 自ターン中のダメージ無効と能力破壊耐性により、着地ターンの安全性が上がる
- ベリアルクレストのカウントを1進められる
ベリアル軸では、SEPを雑に使い切らず、ベリアル着地に合わせて残しておく価値が高いです。覚えておきましょう。
2枚目のベリアルについて
最速でリーサルターンを縮めるには、2枚目のベリアルも重要です。
繰り返しになりますが、ベリアルクレストのカウントを進められるのは、ベリアル自身の超進化時効果です。他のフォロワーを超進化しても、ベリアルクレストのカウントは進みません。
そのため、クレストを2回短縮したい場合は、1枚目のベリアルを超進化した後、次のターン以降に2枚目のベリアルを出して、さらにそのベリアルも超進化する必要があります。
ただし、2枚目のベリアルはマリガンで抱えるより、自然引きに任せる方が基本です。
ベリアルを1枚キープした状態で、残りデッキにベリアルが2枚あるとします。そこからT8までに通常ドローで8枚前後見る場合、2枚目のベリアルを自然に引ける確率はおおよそ4割前後。
つまり、2枚目ベリアルによる最速短縮は狙える上振れではありますが、毎試合前提にするものではないということです。
2枚目ベリアルを引けた試合
→ 2回目のベリアル超進化でクレストをさらに短縮
2枚目ベリアルを引けない試合
→ 1枚目ベリアルの超進化だけでT11〜T12付近のリーサルを狙う
そのため、ベリアル3枚採用は必須ですが、マリガンでベリアルを2枚抱える必要は薄いです。初手に2枚来た場合は、基本的には1枚だけ残してもう1枚は返し、序盤札やルリア、進化加算札を探す方が安定します。
🎲 初手確率とマリガン — 数字で見るベリアルの引きやすさ
ベリアルを引ける確率
40枚デッキでベリアル3枚採用、初期手札4枚の場合の目安です。
| 状況 | ベリアル3枚採用 | ベリアル2枚採用 | ベリアル1枚採用 |
|---|---|---|---|
| 初手4枚で引く | 約27.7% | 約19.0% | 約10.0% |
| 全力マリガン後 | 約49.8% | 約36.3% | 約20.0% |
ベリアルは早く引くほど価値が高いため、3枚採用が基本です。
2枚採用に落とすと、全力マリガン後でも約36.3%まで落ちます。ベリアルを主軸にするなら、3枚から削る理由はかなり薄いです。
だからこそ、初手にベリアルがなければ全力マリガンで探しに行きたいカード、ということになります。ただ、ここで気になるのが「ベリアルだけ追いかけて、序盤の動きは大丈夫なのか?」という点。次のセクションで数字を見てみましょう。
ベリアル全力マリガン時の2コスト到達率
「ベリアルだけ追い求めて、2ターン目に何もできなかったらどうするの?」
そう思った方、ご安心を。数字を見てみましょう。
前提は以下です。
- デッキ40枚
- ベリアル3枚
- 2コスト札12枚(T2に置きやすいルルミ・ラズ・カースパーティー・蝙蝠の使役。ルリアは別枠として除外)
- 初期手札4枚
- ベリアルがない初手は4枚すべて返す
- ベリアルがある初手はベリアルを1枚キープし、2コスト札があればキープする
- ベリアルがある初手で、ベリアルでも2コストでもないカードは返す
- 先攻後攻ともにT1とT2で1枚ずつドローする
この前提なら、**ベリアル全力マリガンをしても、T2開始時までに2コスト札を1枚以上持てる確率は約91.7%**です。
さらに細かく見ると、次のようになります。
| 条件 | 確率 |
|---|---|
| ベリアル全力マリガン後、T2までに2コスト札がある | 約91.7% |
| マリガン後にベリアルを持てる | 約49.8% |
| マリガン後にベリアルを持ち、かつT2までに2コスト札もある | 約45.7% |
| マリガン後にベリアルを持てた試合に限って、T2までに2コスト札もある | 約91.8% |
つまり、2コスト不足よりも、ベリアルに触れるかどうかの方が圧倒的に大きな問題です。
T2に置きやすい2コスト札は12枚あるため、ベリアルを全力で探してもT2の動きはかなり高確率で確保できます。一方で、ベリアルそのものは3枚しかないため、全力マリガンしても初手段階で触れる確率は約49.8%に留まります。
そのため、このデッキのマリガンは「2コストを探す」よりも「まずベリアルを探す」と考えた方が自然です。
ルリアは2コスト枠に数えるべきか
ここで1点補足です。この構築には2コストフォロワーのルリアが1枚入っているため、厳密にはコスト2のカードは13枚あります。
ただし、上の約91.7%という数字は、あえてルリアを除いた2コスト札12枚で計算しています。理由は、ルリアがT8の救済サーチ札としての性格が強く、「2ターン目に必ず置きたいカード」とは言い切れないからです。ルリアを2コスト要員として数え込むと、T2の動きやすさを実際より楽観的に見せてしまいます。
裏を返せば、ルリアを2コスト札として数えれば、T2に2コスト札を持てる確率は約91.7%よりもさらに高くなります。12枚ベースの数字は、いわば保守的な下限値です。
つまり、ルリアが入ったことでT2の安定性が下がる心配はありません。序盤の盤面が本当に苦しいときは、ルリアを2コスト1/1バリアとして普通に置けばよく、その意味でルリアは「腐りにくい救済札」になっています。実際のマリガンの考え方は、ルリアの有無にかかわらず「まずベリアルを探す」で変わりません。
🃏 マリガン基準 — 何を残して、何を返すか
このデッキのマリガンは、次の2点を軸に考えます。
- ベリアルを早く引く
- 徒姫で出したいルルミとラズをデッキに残す
キープ判断表
| 層 | カード | 判断理由 |
|---|---|---|
| 最優先キープ | ベリアル | 早く持つほど奥義ゲージを稼ぎやすい |
| 基本キープ | 蝙蝠の使役、カースパーティー、トラブルネクロマンサー | T2〜T3の安定札 |
| 基本は返す | ルルミ、ラズ | 徒姫のサーチ対象としてデッキに温存したい |
ベリアルがない場合
ベリアルが初手にない場合は、基本的に全力マリガンでベリアルを探します。
このデッキは、ベリアルを引いた後に進化回数を稼ぐことで成立します。ベリアルを引く前に進化を重ねても、その進化回数はベリアルの奥義ゲージに反映されません。
そのため、ベリアルが見えていない試合は、早い段階でベリアルに触れることを最優先します。ここは妥協しないでOKです。
ベリアルがある場合
ベリアルが初手にある場合は、追加で進化札を無理に探しに行く必要はありません。
この時点で最重要カードには触れているため、次に見るべきなのはT2〜T3の動きです。
優先度は以下。
- 蝙蝠の使役、カースパーティー、トラブルネクロマンサー
- 手札全体が軽い場合のみ、青春の謳歌やフェディエルを1枚検討
- ビバティー、渇命の破壊者、ヘイレムハニィ、サンダルフォンなどの重い札は基本返す
ベリアルがある試合で一番避けたいのは、ベリアルと進化札だけを抱えて序盤に何もできない展開です。
ベリアルを持てているなら、進化札をさらに探すより、2ターン目と3ターン目のプレイを確保する方が安定します。
徒姫のサーチ対象管理 — ルルミとラズを「貯金」する発想
この構築の2コスト以下ナイトメア・フォロワーは、ルルミ3枚とラズ3枚の合計6枚です。
徒姫のファンファーレでデッキから出す対象は、この6枚が中心になります。
ここで重要なのは、徒姫が「2種類」を出すカードだという点。
この構築では、徒姫で出したい対象は基本的にルルミとラズの2種類です。どちらか片方を手札に引きすぎたり、先に使い切ったりすると、徒姫で2種類を出す動きが弱くなります。
そのため、マリガンではルルミやラズを積極的にキープしません。
ただし誤解しないでほしいのは、「引いたルルミやラズを絶対に使わない」という意味ではないということ。あくまでマリガン段階では、徒姫のサーチ対象としてデッキに残したい、という話です。
自然ドローで引いた場合は、必要に応じてプレイして構いません。。
🔍 各カードの役割
蝙蝠の使役
2PPでバット2体を場に出すスペル。
このデッキでは、地味だけどかなり重要度の高いカードです。
主な役割は3つ。
- 序盤の盤面形成
- 墓場肥やし
- フェディエルのリアニメイト1素材の質を上げる
バットは1コストなので、フェディエルのリアニメイト1で出せる候補になります。スケルトンは0コストなので、バットが墓場に落ちていればリアニメイト1の候補としてバットが優先されやすくなります。
進化済みバットはドレインを持つため、除去と回復を同時にこなせるのも嬉しいポイント。
カースパーティー
2PPでゴースト、スケルトン、腐臭のゾンビを手札に加えるスペル。
単純なリソース札でありながら、T3腐臭のゾンビ、0コストスケルトン、ネハン型の素材確保など、複数の役割を持ちます。
特に0コストスケルトンは、後半にPPを使わず盤面を作れるため、進化回数を稼ぐ動きと相性が良いです。
トラブルネクロマンサー
3コストの中心カード。
1枚で複数面を作れるため、序盤の盤面形成に向いています。進化時に腐臭のゾンビを手札に加えられるため、墓場や盤面リソースにもつながります。
ビバティーが4コストになった後は、素の3コスト枠としてさらに重要度が上がっています。 ここをスムーズに置けるかどうかが、中盤の流れを左右します。
旧き天眼・ビバティー
ナーフ後は4コストに。
以前のようにT3で出して自動進化を狙うカードではなく、現在は中盤以降の進化加算とリソース補充を担うカードです。
ネクロマンス4を満たしていれば自動進化し、進化時に天眼の深淵を手札に加えます。
ただし、4コスト帯には混融の祈祷者もいるため、T4の動きとしては競合します。墓場4が達成できていないと進化しない点もあり、以前より扱いは難しくなっています。
現在のビバティーは、「T4に必ず置くカード」ではなく、「墓場条件を満たした時に進化回数とリソースを稼ぐカード」として見る方が自然です。マインドチェンジが必要です。
渇命の破壊者
3枚採用の進化加速カード。
自陣の他フォロワーを犠牲にできれば、EPを使わずに自身が進化し、さらに進化済みバットを出せます。これにより1枚で進化回数+2を稼げます。
自陣に犠牲先がいない場合でも、渇命の破壊者自身にEPを切れば、「これが進化したとき」の効果で進化済みバットを出せます。この場合も進化回数は合計+2。
1枚で2回分の進化を稼げるこのカードは、進化回数を積み上げてベリアルを起動するこのデッキとの相性が抜群です。そのため、ここでは3枚フル採用しています。
なお、同じ5コスト帯にはタイトロープキャットもいます。タイトロープキャットは盤面処理とスケルトン展開を両立できるカードで、中盤の安定感を支える役割が大きいです。この構築では進化回数の確保を優先し、渇命の破壊者3枚に対してタイトロープキャットは2枚という配分にしています。
この5コスト帯の配分は環境によって調整の余地があります。盤面を捌かないと負ける対面が多い環境では、タイトロープキャットを増やして渇命の破壊者を絞る方向もあります。逆に、相手の盤面が薄めで進化回数の確保がそのまま勝ちにつながる環境なら、現状の渇命の破壊者寄りの配分がそのまま噛み合います。
フェディエル
終盤の盤面形成と進化加算を兼ねるカード。
ネクロマンス6でリアニメイト2とリアニメイト1を行い、出したフォロワーを進化させます。これだけで進化回数+2。
さらに、フェディエル本体にも進化を切れば、そのターン合計で+3まで伸びます。
ターン終了時の相手全体弱体化により、相手盤面を処理しやすくなります。自分のフォロワーは弱体化しないため、盤面を残したまま相手だけを押し込む動きが強力です。
青春の謳歌
1枚で進化回数+3を稼げる重要札。
ゴースト、バット、スケルトンを進化済みで出すため、ベリアルの奥義ゲージを一気に進められます。
盤面に依存しない点が強く、ベリアル起動の安定感を大きく上げます。
ただし、7コストと重いため、手札に重複しすぎると序盤事故の原因になります。バランスが大事。
ヘイレムハニィ
攻撃時のバリア、相手フォロワーの無力化、ラストワードによる再展開が特徴のカード。
ラストワードでクレストを付与し、カウントダウン後に進化済みで再展開されるため、継続的に進化回数を稼ぎやすいカードです。
ただし、消滅・能力消去・盤面の空き状況には注意が必要です。「永久機関」と言い切るより、継続的にリソースを作れるカードとして見るのが正確。
また、クレストには同名重複の制限があります。
ヘイレムハニィを複数枚採用しても、同名クレストがすでにある状態では次のハニィのラストワードが実質空振りしやすくなります。この同名重複の制限があるため、ハニィは無理に枚数を増やしても効果が伸びにくいカードです。
この構築ではハニィを1枚採用に絞っています。 1枚でも継続進化と時間稼ぎの役割は果たせるため、まずは1枚で運用し、増量するかは環境を見て判断する形にしています。詳しくは入れ替え候補で後述します。
サンダルフォン
進化6回達成で直接召喚され、クレストを付与して手札に戻るカード。
このデッキでの役割は明確で、サブプランと回復の2つです。
1つ目はサブプラン。 ベリアルを引けない試合や、ベリアルだけでは押し切れない試合に、もう一つの打点ルートを用意してくれます。10PPコンボで最大10点のリーサルを狙えるため、ベリアル不在の試合の保険として機能します。
2つ目は回復。 付与されるクレストには回復効果があり、ベリアル着地後にクレスト発動まで耐える局面で効いてきます。ベリアルは自軍を含めた全体に10ダメージを与えるカードなので、着地後は基本的に体力勝負になります。そこでサンダルフォンの回復クレストが時間稼ぎの役割を果たしてくれるわけです。
なお、直接召喚条件の「このバトル中に進化6回」と、解放奥義の「奥義ゲージ15以上」は別管理である点だけ注意しておきます。直接召喚で手札に戻ったサンダルフォンをすぐ出しても、解放奥義は発動しない場面があります。詳細は後述の「サンダルフォン10PPコンボ」で解説します。
🔧 入れ替え候補 — もう一段、安定を求めるなら
この構築はベリアル起動を安定させる方向に寄せています。
ただし、ビバティーのナーフ後は3コスト帯の薄さが課題として残っています。ここは調整余地があります。
調整候補1: ゴーストエスケーパー
3コスト枠を補強する候補です。
ビバティーが4コストになったことで、3ターン目に自然に置けるカードがトラブルネクロマンサーだけになりました。
T3の安定感を上げたいなら、ゴーストエスケーパーのような3コストフォロワーを1〜2枚入れる選択肢があります。
手札上限に注意 — 地味だけど重要な話
このデッキは手札が増えやすい構築です。
特に、以下のカードが重なると手札上限に近づきやすくなります。
カースパーティー
→ ゴースト、スケルトン、腐臭のゾンビを手札に加える
ビバティー
→ 進化時に天眼の深淵を手札に加える
天眼の深淵
→ 1コストで2ドロー
ルリア
→ エンハンス8でコスト7以上のフォロワーをサーチ
サンダルフォン
→ 直接召喚後に手札へ戻る
特に、カースパーティー後に天眼の深淵を撃つ展開や、サンダルフォンが手札に戻った後は手札枚数に注意が必要です。
手札が多すぎる状態でドローやサーチを行うと、必要なカードを燃やしてしまう可能性があります。
ベリアル、青春の謳歌、フェディエル、ルリアのようなキーカードを失うと勝ち筋に直結するため、天眼の深淵を撃つ前やルリアを使う前は、手札枚数を確認しておきたいです。
調整候補2: 空の命運を握る少女・ルリアの増量
この構築では、ルリアをすでに1枚採用しています。ここでは、そのルリアを2枚、3枚と増やす価値があるかを考えます。
ルリアは2コスト1/1のニュートラル・フォロワーで、バリアを持っています。さらにエンハンス8で、自分のデッキからコスト7以上のフォロワー1枚を引き、自分のPPを7回復します。
つまり8PP以降は、実質1PPでコスト7以上のフォロワーをサーチできるカードとして使えます。
このデッキで重要なのは、ルリアでベリアルに触れた後、そのまま青春の謳歌をプレイできることです。
動きはこう。
8PP
ルリアをエンハンス8でプレイ
→ コスト7以上のフォロワーをサーチ
→ PPを7回復
→ 青春の謳歌をプレイ
→ ゴースト、バット、スケルトンが進化
→ ベリアルが手札にある状態で3進化を稼げる
この動きが強いのは、ルリアで引いたベリアルが、青春の謳歌の3進化を奥義ゲージに乗せられる点。
通常、ベリアルを引く前に進化しても、その進化回数はベリアルの奥義ゲージに入りません。しかし、8PPでルリアからベリアルを引き、その後に青春の謳歌を使えば、青春の謳歌による3進化はベリアルの奥義ゲージに入ります。
そのため、ベリアルを初手で引けなかった試合でも、8PPからベリアル起動ルートを作れるようになります。 これがめちゃくちゃ強い。
1枚でもこの効果は使えますが、ルリアは引けて初めて仕事をするカードです。増量を考える価値があるのは、この後に説明する8PP起動ルートの再現性を、どこまで上げたいかという話になります。
8PPルリア + 青春の謳歌からの10PP起動ライン
8PPでルリアからベリアルを引き、そのまま青春の謳歌を使った場合、ベリアルの奥義ゲージは以下のように進みます。
T8 ルリアでベリアルをサーチ
T8 青春の謳歌で3進化
この時点のベリアル奥義ゲージ = 8 + 3 = 11
T9開始時点 = 9 + 3 = 12
T10開始時点 = 10 + 3 = 13
そのため、8PPルリア + 青春の謳歌だけではT10時点で奥義ゲージ13。
ただし、T9に追加で2進化を稼げば、T10に奥義ゲージ15へ到達します。
分解するとこう。
T10のターン数 = 10
T8青春の謳歌 = +3進化
T9フェディエルなど = +2進化
10 + 3 + 2 = 15
つまり、T8ルリアでベリアルをサーチし、その後に青春の謳歌で3進化、T9にフェディエルなどで2進化を稼げれば、T10にベリアルの解放奥義を発動できます。
代表的な流れはこう。
T8 ルリア → ベリアルサーチ → 青春の謳歌
進化回数 +3
T9 何らかの方法で +2進化
T10 ベリアル
ターン数10 + 進化5 = 奥義ゲージ15
フェディエルは分かりやすい候補ですが、T9の+2進化はフェディエルだけに限定されません。
T10ベリアル起動に必要なのは、あくまで**「T8ルリアでベリアルを引いた後に、T10までに合計5進化を稼ぐこと」**です。
T9で+2進化を作る主なルート
ルート1: フェディエル
T9 フェディエル
リアニメイト2体が進化して +2
最も分かりやすいルート。
ネクロマンス6を満たしていれば、フェディエル1枚で+2進化を稼げます。フェディエル本体にもEPまたはSEPを切る場合は、T9だけで+3まで伸びます。
ただし、フェディエルを採用している場合、ルリアのサーチ対象がベリアルとフェディエルに分かれます。ルリアをベリアル確定サーチにしたい場合はフェディエルが邪魔になりますが、T9の+2進化要員として見るとフェディエルはかなり強いです。
ルート2: 渇命の破壊者
T9 渇命の破壊者
自身が進化して +1
進化済みバットを出して +1
合計 +2
渇命の破壊者も、1枚で+2進化を作れるカード。
自分の場に破壊できるフォロワーがいれば、ファンファーレでそのフォロワーを破壊し、自身が進化します。その後、進化済みバットを場に出すため、合計+2進化です。
破壊対象がいない場合でも、渇命の破壊者自身にEPまたはSEPを切れば、進化時のバット展開で+2進化になります。
ルート3: ビバティー + 手動進化
T9 ビバティー
ネクロマンス4で自動進化して +1
同じターンに別フォロワーへEPまたはSEP進化
さらに +1
合計 +2
ビバティーもT9起動補助としてかなり現実的。
ビバティーはネクロマンス4を満たしていれば、ファンファーレで自動進化します。そこに通常進化または超進化を1回足せば、T9だけで+2進化になります。
例えば、ビバティー + 2コストフォロワー、ビバティー + トラブルネクロマンサー、ビバティー + 混融の祈祷者のような組み合わせで成立します。
ルート4: ビバティー + 渇命の破壊者
T9 ビバティー
自動進化して +1
T9 渇命の破壊者
ビバティーを破壊対象にして自身進化 +1
進化済みバット展開 +1
合計 +3
9PPちょうどで成立する強い上振れルート。
ビバティー4PP + 渇命の破壊者5PPで合計9PP。ビバティーがネクロマンス4で自動進化した後、渇命の破壊者でビバティーを破壊対象にすれば、EPを使わずに合計+3進化まで伸びます。
T8ルリア + 青春の謳歌で+3、T9ビバティー + 渇命の破壊者で+3なら、T10時点ではターン数10 + 進化6 = 奥義ゲージ16です。
ただし、ビバティーと渇命の破壊者が同時に手札に揃う必要があるため、毎試合確実に狙えるルートというわけではありません。引けている時にT10起動をかなり安定させる上振れルートとして見るのが正確です。
ルート5: ヘイレムハニィのクレスト再展開 + 手動進化
T9 ヘイレムハニィがクレストから再展開
進化済みで出るため +1
同じターンに別フォロワーへEPまたはSEP進化
さらに +1
合計 +2
ヘイレムハニィのクレスト再展開がT9に重なるなら、これもT10起動の補助になります。
ハニィはラストワードでクレストを持ち、そのクレストのラストワードでハニィが進化済みで場に戻ります。そのため、再展開タイミングがT9に合えば、それだけで+1進化です。
そこに通常進化または超進化を1回足せば、T9の+2条件を満たせます。
ただし、ハニィは消滅や能力消去に弱く、クレストのカウントタイミングも絡むため、狙って固定化するより「噛み合えばT10起動を支えるカード」と見るのが自然。
ルート6: 青春の謳歌2枚目
T9 青春の謳歌2枚目
進化済みトークン3体を展開
合計 +3
青春の謳歌を2枚引いている場合は、T9に2枚目を使うだけで+3進化できます。
T8ルリア + 青春の謳歌で+3、T9青春の謳歌2枚目で+3なら、T10時点ではターン数10 + 進化6 = 奥義ゲージ16です。
手札要求は重いですが、成立すれば非常に分かりやすいルート。
ルート7: ネハン採用型
T9 ネハン
自分の場の進化前フォロワーすべてが進化
ネハンを採用している場合は、T9の+2以上を作るのがさらに簡単になります。
ネハンは自分の場の進化前フォロワーすべてを進化させるため、ネハン自身に加えて進化前フォロワーが1体いれば+2、2体いれば+3まで伸びます。
ただし、ネハンで進化させたフォロワーの「進化時」能力は発動しません。
ここで区別したいのは、「進化時」と「これが進化したとき」の違いです。
能力による進化では、キーワードとしての「進化時」能力は発動しません。一方で、カード本文に「これが進化したとき」と書かれている効果は、能力で進化した場合でも発動します。
そのため、ネハンは単に進化回数を稼ぐだけのカードではなく、「これが進化したとき」系の効果を誘発させるカードとしても使えます。
ただし、すべての進化関連効果が発動するわけではないため、カードごとに「進化時」なのか「これが進化したとき」なのかを確認する必要があります。
T9に低コストフォロワーを置いてからネハンを出す、または前ターンの盤面が残っている状態でネハンを出すことで、T10起動条件を満たしやすくなります。
ただし、ネハン型に寄せると青春の謳歌や渇命の破壊者とはやや役割が重なります。安定構築に少量足すのか、ネハン型として別構築に寄せるのかは分けて考えた方がいいです。
また、ネハンは自分のリーダーに2ダメージを与えるため、体力管理には注意が必要。ベリアル起動まで耐えるデッキなので、終盤に体力が詰まっている試合では、ネハンの2点自傷が使いづらくなることがあります。
T10起動の見方 — ルートはこんなに豊富
8PPルリア + 青春の謳歌ルートでは、T9に+2進化を作る手段がかなり多いです。
実用的な候補を並べると、こうなります。
| T9の動き | 進化回数 | 備考 |
|---|---|---|
| フェディエル | +2〜+3 | ネクロマンス6が必要。サーチ対象競合には注意 |
| 渇命の破壊者 | +2 | 破壊対象またはEP/SEPが必要 |
| ビバティー + 手動進化 | +2 | 墓場4と進化権が必要 |
| ビバティー + 渇命の破壊者 | +3 | 9PPちょうど。かなり強い |
| ハニィ再展開 + 手動進化 | +2 | クレストの戻りタイミング次第 |
| 青春の謳歌2枚目 | +3 | 手札要求は重いが明快 |
| ネハン | +1〜+5 | ネハン採用型なら有力 |
こう見ると、T10ベリアル起動は意外と現実的です。
ただし、T10ベリアル起動とT10リーサルは別物。 ここはしっかり区別しましょう。
T10ベリアル起動とは、T10にベリアルの解放奥義条件を満たし、相手リーダーに20ダメージを与えるクレストを付与できるという意味です。
そのターンにすぐ20点が飛ぶわけではありません。ベリアルのクレストはカウントダウンを進めてから発動するため、実際のリーサルターンはクレスト短縮の有無によって変わります。
そのため、ルリア採用型の評価は「T10にベリアルを起動しやすくする」ことであり、「T10にそのまま勝てる」という意味ではありません。
T10にベリアルを起動した後は、クレスト発動まで耐える設計が必要です。
ベリアルはファンファーレで他のフォロワーすべてに10ダメージを与えるため、自分の盤面も大きく崩れます。ベリアルを出した後は、盤面で押し切るというより、ベリアル本体を残す、相手の返しをしのぐ、回復やバリアでクレスト発動まで耐える、というゲームになります。
その意味では、ヘイレムハニィの再展開、サンダルフォンの回復クレスト、フェディエルによる盤面弱体化、ベリアル自身の超進化による耐性は、T10起動後の時間稼ぎとして重要です。
特に、ビバティー + 渇命の破壊者、フェディエル、青春の謳歌2枚目の3つは、T9に+2以上を作りやすいルートです。
また、ルリアでベリアルをサーチした後の進化だけがベリアルの奥義ゲージに入るため、T8ルリア前に稼いだ進化回数はこのルートのベリアルには乗りません。ここも忘れずに。
T8ルリア + 青春の謳歌は盤面の空きに注意
T8ルリア + 青春の謳歌ルートでは、盤面の空きがかなり重要です。
ルリアをエンハンス8でプレイすると、まずルリア自身が場に出ます。その後に青春の謳歌をプレイして、ゴースト、バット、スケルトンの3体を出したい形です。
自分の場は最大5枚までなので、ルリアを出す前の盤面が埋まりすぎていると、青春の謳歌で3体すべてを出せない可能性があります。
目安はこう。
T8ルリア前の自分の場が0体
→ ルリア1体 + 青春3体 = 合計4体で問題なし
T8ルリア前の自分の場が1体
→ 既存1体 + ルリア1体 + 青春3体 = 合計5体でぎりぎり成立
T8ルリア前の自分の場が2体以上
→ 青春の謳歌が3体フルで出ない可能性あり
つまり、T8ルリア + 青春の謳歌で確実に+3進化を稼ぎたい場合は、ルリアを出す前の自分の場を0〜1体にしておくのが理想。
盤面を広げすぎていると、せっかくルリアでベリアルをサーチしても、青春の謳歌の進化回数が落ちてT10起動ラインから外れることがあります。
ルリア運用と増量の注意点
ルリアは2コストフォロワーですが、基本的にはT8以降のサーチ札として見るカードです。1枚採用の現状でも、この使い方は変わりません。
ただし、ルリアを序盤に使うかどうかの問題は、そこまで大きく見すぎなくてもよいです。
理由は、ルリアをT8サーチ札として使いたい場面が「T8時点でまだベリアルを引けていない試合」に限られるから。
ベリアルを全力マリガンし、T8開始時点まで通常ドローだけを進めた場合、ベリアルに触れていない確率はおおよそ23%です。
つまり、約77%の試合ではT8までにベリアルを引けている計算になります。
ただし、これは通常ドローだけで見た保守的な数字。
実戦ではビバティーの進化時に天眼の深淵を手札に加え、そこから1コストで2ドローできる試合があります。T8までに天眼の深淵を撃てているなら、実質的に追加で2枚掘れるため、ベリアル到達率はさらに上がります。
単純にT8までの確認枚数が2枚増えると仮定すると、ベリアル到達率は約77%から約82%前後まで上がります。
もちろん、これはビバティーが進化できていること、天眼の深淵をプレイできていることが前提です。毎試合必ず起きるわけではありませんが、実戦値では通常ドローのみの計算より高くなりやすいです。
そのため、ルリアは毎試合T8まで絶対に温存するカードというより、ベリアルが見えていない試合の保険札として扱うのが自然。
序盤でどうしても盤面が必要な時は2コスト1/1バリアとして使い、ベリアルが見えていない試合ではT8サーチ札として温存する。この使い分けが現実的です。
ルリアのサーチ対象は「コスト7以上のフォロワー」です。
現リストのままだと、コスト7以上のフォロワーはベリアルだけではありません。
コスト7以上のフォロワー
ベリアル 3枚
フェディエル 3枚
このままだと、ルリアはベリアル確定サーチではなく、ベリアルまたはフェディエルを引くカードになります。
ルリアを「ベリアル確定サーチ」として使いたいなら、フェディエルを抜く、または大きく減らす必要があります。
ただし、フェディエルはこのデッキの進化加算と盤面形成を支える重要札。フェディエルを抜くと、安定性の中身が変わります。
そのため、ルリアを増やすときには2つの方向性があります。
ルリア非確定型
フェディエルを残したまま、ルリアを1〜2枚で運用する形。現在の構築はこの非確定型で、ルリアを1枚採用しています。
この場合、ルリアはベリアル確定サーチではありません。ただし、ベリアルかフェディエルのどちらかに触れるため、終盤の強い7コスト札にアクセスしやすくなります。
この型のメリットは、フェディエルを残せること。フェディエルはT9の+2進化要員として非常に強く、ルリア + 青春の謳歌からT10ベリアル起動を狙う流れとも噛み合います。
サーチ対象がベリアル3枚、フェディエル3枚のまま全てデッキに残っている場合、ルリアでベリアルを引く確率は単純計算で50%。
ただし、実戦ではフェディエルを先に引いている、ベリアルを一部引いている、デッキ枚数が減っているなどで確率は変動します。したがって、この型のルリアは「ベリアル確定サーチ」ではなく、「7コスト以上の強いフォロワーに触れるアクセス札」として見るのが正確。
ルリアでフェディエルを引いた場合、ベリアル起動ルートとしては失敗です。ルリアでフェディエルを引いた後に青春の謳歌を使っても、その3進化はベリアルの奥義ゲージには入りません。
ただし、フェディエル自体は完全な外れではありません。T9以降の進化加算、リアニメイトによる盤面形成、相手盤面の弱体化に使えるため、ベリアルに触れなかった試合でも戦線をつなぐカードになります。
また、序盤に使ったルリアが破壊された場合、フェディエルのリアニメイト2でルリアが戻る可能性があります。
これは必ずしも悪いことではありません。フェディエルで出たルリアは進化済みになり、バリア持ちとして盤面に残りやすいため、リアニメイト先としても十分強いです。
ただし、ルルミやラズなど特定の2コストフォロワーをリアニメイトしたい場面では、墓場にルリアが混ざることで対象が散る可能性があります。
つまり、ルリアは徒姫のサーチ対象は汚しませんが、フェディエルのリアニメイト2対象にはなります。とはいえ、進化済みバリア持ちとして戻るルリアは強いため、基本的には許容しやすい要素です。
安定構築の形を大きく崩さず、サーチ補助を足すならこちら。
ルリア確定ベリアル型
フェディエルを抜き、コスト7以上のフォロワーをベリアルだけにする形。
この場合、8PPルリアからベリアルを確定でサーチできます。
8PPルリア → ベリアルサーチ → 青春の謳歌で3進化、というルートを明確に狙えるため、ベリアルを初手で引けなかった試合のリカバリー性能が上がります。
一方で、フェディエルによるリアニメイト進化、盤面処理、終盤の横展開を失うため、別の進化加算札や中盤の盤面札で補う必要があります。
ルリア増量案 — 2枚目、3枚目を入れるべきか
現在ルリアは1枚採用です。ここでは、これを増やす価値があるかを考えます。
ルリアは、毎試合T8まで温存するカードというより、ベリアルを引けていない試合の救済札として見るのが自然です。
ベリアルをすでに引けている試合では、2コストフォロワーとして序盤に使ってもよく、終盤に残っていれば7コスト以上フォロワーへのアクセス札にもなります。
一方で、T8時点でベリアルを引けていない試合では、ルリアをエンハンス8で使うことでベリアルまたはフェディエルに触れます。特にベリアルを引けた場合は、そのまま青春の謳歌につなげてT10起動ルートを作れます。
ここで問題になるのは、ルリアは1枚だと、そもそも引けない試合が多いという点です。8PPルリア + 青春の謳歌の救済ルートは強力ですが、ルリアが手札に来なければ発動しません。この再現性を上げたいなら、2枚目を検討する価値があります。
増やす場合、まず試すなら次の形が無難。
OUT: 混融の祈祷者 1枚
IN : ルリア 1枚(合計2枚)
これは確定案ではなく、まず試すための調整案です。
この形はフェディエルを残すため、ベリアル確定サーチではありません。ただし、ルリアが2枚になることで8PP救済ルートに触れる試合が増えます。混融の祈祷者を1枚削っても、4コスト帯にはビバティーが残るため、中盤の動きはそれほど損なわれません。
ルリアを2枚に増やすと、デッキ内の2コストカードは現在の13枚から14枚になります。
現構築の2コスト札
ルルミ 3枚
ラズ 3枚
カースパーティー 3枚
蝙蝠の使役 3枚
ルリア 1枚
合計13枚
ルリア2枚に増量後
2コスト札 合計14枚
2ターン目の動きはさらに安定します。ただし、ルリアはベリアル未所持時のT8サーチ札として温存したい場面もあるため、単純に「序盤に必ず投げる2コスト」として数えすぎない方がよいです。
よりベリアル特化にするなら、次の形。
OUT: フェディエル 3枚
IN : ルリア 2枚(合計3枚)、別の進化加算札 1枚
この形ならルリアからベリアルを確定サーチできます。
ただし、フェディエルを失うデメリットが大きいため、完全な安定構築というより「ルリア確定ベリアル型」として別構築に近くなります。
個人的には、まずはルリア2枚の非確定型から試し、8PPルリア + 青春の謳歌の再現性を確認するのが良さそうです。 3枚目やフェディエル抜きの確定型は、その手応えを見てから検討する枠です。
調整候補3: ヘイレムハニィの増量
この構築ではヘイレムハニィを1枚採用にしています。ここでは、これを2枚、3枚と増やすかどうかを考えます。
ヘイレムハニィはベリアル軸との相性が良いカードです。ラストワードから進化済みで再展開されるため、ベリアルの奥義ゲージを稼ぎやすく、クレスト発動までの時間稼ぎにも貢献します。
そのため、継続戦が増える環境ではハニィの増量が有効です。相手の攻めを受け止めながらベリアル起動を待つ展開が多い環境、つまりアグロやミッドレンジが多い環境では、2枚目を入れることで盤面の粘りと再展開力が上がります。
一方で、増量には注意点もあります。クレストの同名重複の制限があるため、すでに同名クレストが場にある状態では、次のハニィのラストワードが実質空振りしやすくなります。ハニィを増やすほど効果が単純に倍増するわけではない、という点は意識しておきたいところです。
また、相手の盤面に干渉される前にゲームが決まるスピード環境では、ハニィの継続戦能力が活きにくくなります。そうした環境ではハニィ1枚のまま、進化加算札やサーチ札に枠を回す方が噛み合います。
まとめると、ハニィ1枚は基準値、2枚目以降は継続戦の多さに応じて足す枠です。環境を見て調整するのが現実的です。
💥 ネハン採用型について — 爆発力を求めるなら
安定構築とは別に、爆発力を求めるなら生滅の技巧・ネハンを採用する型も考えられます。
ネハンは自分の進化前フォロワーをまとめて進化させるため、盤面が残っている状況では一気に奥義ゲージを稼げます。
ネハンの強み
ネハンの強みは、1枚で大量の進化回数を稼げること。
例えば、盤面に進化前フォロワーが4体いる状態でネハンを出せば、ネハン自身を含めて最大5回分の進化を稼げます。
ただし、場の上限は5体なので、ネハン自身を含めた5進化が物理的な上限です。
実戦では相手に盤面を処理されるため、3〜4進化できれば十分強いラインです。
蝙蝠の使役との相性
ネハン型では、蝙蝠の使役の価値がさらに上がります。
8PPあれば、蝙蝠の使役でバット2体を出し、そのままネハンを出すことで、ネハン自身とバット2体を進化させられます。
この動きは盤面が空でも成立するため、手札に蝙蝠の使役とネハンがあれば確定で進化回数+3を稼げます。これは強い。
カースパーティーとの相性
カースパーティーで加わる0コストスケルトンは、ネハンの素材として優秀です。
盤面に進化前フォロワーが1体残っていて、手札に0コストスケルトンと1コストフォロワーがある場合、7PPで複数進化を狙えます。
ただし、この構築にはルミミからのバットしか1コスト札が入っていないため、ネハン型に寄せるなら1コストフォロワーの追加も検討したいです。
ネハン採用時に抜きやすいカード
ネハン型にする場合、役割が重複しやすいカードを整理します。
青春の謳歌
青春の謳歌は、ゴースト、バット、スケルトンを場に出し、それらを進化させるカード。
そのため、1枚で3体分の進化回数を稼げます。
ただし、青春の謳歌の処理後はフォロワーが進化済みの状態で場に残ります。
ネハンは進化前フォロワーを進化させるカードなので、青春の謳歌で進化済みになったフォロワーはネハンの対象になりません。
進化回数を稼ぐ役割も重複するため、ネハン型では削る候補になります。
渇命の破壊者
渇命の破壊者も、自身とバットを進化済みで用意するカード。
安定型では強い進化加速札ですが、ネハン型では進化前盤面を作りたい都合と噛み合わない場面があります。
ネハン採用案
マイルド版
OUT: 青春の謳歌 3枚、渇命の破壊者 3枚
IN : 生滅の技巧・ネハン 3枚、1コストフォロワー 3枚
青春の謳歌をネハンに置き換え、進化回数の稼ぎ方を変える案。
ただし、進化前盤面を作る1コストフォロワーを3枚入れても引きにムラは出るため、コンボの安定感はそこまで高くありません。
アグレッシブ版
OUT: 青春の謳歌 3枚、渇命の破壊者 3枚、ヘイレムハニィ 1枚
IN : 生滅の技巧・ネハン 3枚、1コストフォロワー 4枚
ネハンと1コストフォロワーを厚く入れ、進化前盤面を作りやすくする案。
ヘイレムハニィを抜くことで、デッキを進化前盤面づくりに寄せられます。
ただし、ハニィを抜くと継続戦の粘りと再展開力が落ちます。安定感より爆発力を優先する構築です。
🌟 サンダルフォン10PPコンボ — もう一つのフィニッシュ
ベリアルを引けない試合や、ベリアルのクレストだけでは押し切れない試合では、サンダルフォンの解放奥義がサブリーサルになります。
基本の形は、10PPでビバティーとサンダルフォンを同じターンに使う動きです。
T10以降
ビバティー 4PP
→ ネクロマンス4達成済みなら自動進化
→ 天眼の深淵を手札に加える
サンダルフォン 6PP
→ 奥義ゲージ15以上なら解放奥義
→ ランダムな相手フォロワーかリーダーに2ダメージを5回
相手の場が空なら、最大10点がリーダーに飛びます。
ただし、これはあくまでサブプラン。相手の場にフォロワーがいるとダメージが分散するため、サンダルフォンだけでリーサルを取るには相手の盤面が薄いことが重要になります。
相手盤面が空 + 体力10以下
→ 全弾がリーダーに飛ぶため、10点リーサル
相手盤面に低体力フォロワーが1体
→ 途中でフォロワーを処理できれば残りが顔に飛ぶ可能性あり
→ ただしランダムなので確定ではない
相手盤面に複数フォロワー
→ ダメージが散りやすく、リーサル目的ではかなり不安定
また、サンダルフォンの直接召喚条件と解放奥義条件は別管理です。
サンダルフォンは、自分のフォロワーが6回以上進化していると直接召喚されます。その後、クレストを付与して手札に戻ります。
しかし、解放奥義に必要な奥義ゲージ15は、「サンダルフォンが手札にある時の進化回数 + ターン数」で見ます。過去に進化6回を達成していても、その進化回数がすべてサンダルフォンの奥義ゲージに乗るわけではありません。
つまり、直接召喚で手札に戻ったサンダルフォンをすぐ出しても、解放奥義が発動しない場面があります。
サンダルフォン10PPコンボを狙う場合は、以下を確認します。
- 10PPまで到達している
- ビバティーとサンダルフォンが手札にある
- サンダルフォンの奥義ゲージが15以上になっている
- 相手盤面が薄い
- 自分の手札上限に余裕がある
ベリアルが本命、サンダルフォンは補助打点と回復クレストを兼ねた保険枠として見るのが自然です。
📊 ナーフ後の構築評価 — 現環境での立ち位置
ビバティーが4コストになったことで、このデッキは以前よりも序盤の動きが少し重くなりました。
特に影響が大きいのは以下。
- T3ビバティーができなくなった
- 3コスト枠がトラブルネクロマンサーのみになった
- T4で混融の祈祷者とビバティーが競合するようになった
一方で、ベリアル本体の勝ち筋は残っています。
青春の謳歌、フェディエル、渇命の破壊者、ヘイレムハニィなど、進化回数を稼ぐ手段はまだ多いため、T9前後のベリアル起動は十分現実的です。
ナーフ後は、「ビバティーをT4に出すデッキ」ではなく、**「ベリアルのために進化回数を積み上げるデッキ」**として再整理するのが正確です。
🎬 まとめ
このベリアルナイトメアは、ベリアルの20点クレストを主軸にした進化コンボ寄りのナイトメアです。
強みはこちら。
- ベリアルによる明確な20点フィニッシュ
- 青春の謳歌やフェディエルによる大量進化
- 徒姫による中盤の盤面処理と展開
- ヘイレムハニィやサンダルフォンによるサブプラン
弱みはこちら。
- ベリアルを引くタイミングに依存する
- ビバティーのナーフでT3の動きが弱くなった
- 3コスト帯が薄く、7コスト帯に札が集中している
- ベリアルクレスト発動までに時間差がある
構築としては、ベリアルを3枚採用し、早期に手札へ抱えることが最重要です。
マリガンではベリアルを最優先で探し、同時に蝙蝠の使役、カースパーティー、トラブルネクロマンサーで序盤を支えます。
ビバティーはナーフ後も使えますが、以前のようなT3の安定進化札ではありません。墓場4を満たした中盤以降の進化加算・リソース札として扱うのが自然。
安定型なら青春の謳歌とフェディエルで進化回数を稼ぎ、爆発力を求めるならネハン採用型に寄せる選択肢があります。
そして最後にもう一度、最も大事なポイントを。
ベリアルクレストを短縮できるのはベリアル自身の超進化だけ、です。
他フォロワーの超進化ではカウントは進まないため、SEPの使い道はベリアル着地に合わせて慎重に決める必要があります。 これを覚えておくだけで、勝率は確実に変わります。
ぜひ、回してみてください。20点が飛んだ瞬間の快感、味わってほしいです。

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